手明き(読み)テアキ

デジタル大辞泉 「手明き」の意味・読み・例文・類語

て‐あき【手明き/手空き】

仕事がなくて暇なこと。また、その人。てすき。「―なら手伝ってくれ」
[類語]用無し閑散無聊ぶりょう開店休業徒然つれづれ徒然とぜん手持ち無沙汰退屈所在ない持て余す寂寥せきりょう寂寞せきばく寂しい

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精選版 日本国語大辞典 「手明き」の意味・読み・例文・類語

て‐あき【手明・手空】

  1. 〘 名詞 〙
  2. する事がなくて暇なこと。手のすいていること。また、その人。非番の者。予備員。〔日葡辞書(1603‐04)〕
    1. [初出の実例]「手あきの女中、桜戸の奥におし入られ」(出典:浮世草子・色里三所世帯(1688)上)
  3. 囲碁将棋で、江戸時代に行なわれた御城碁御城将棋相手組(対戦者)がいないこと。

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