才華(読み)サイカ

デジタル大辞泉 「才華」の意味・読み・例文・類語

さい‐か〔‐クワ〕【才華】

はなやかに外に現れた才能。また、すぐれた才能。
少年時代に、十分な―を輝したあの人が」〈菊池寛・無名作家の日記

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精選版 日本国語大辞典 「才華」の意味・読み・例文・類語

さい‐か‥クヮ【才華】

  1. 〘 名詞 〙 すぐれた才知の現われ。はなやかな才能。ひいでた才能。英才のはたらき。
    1. [初出の実例]「才華早欠。道素之菀荒凉」(出典:本朝文粋(1060頃)四・為清慎公辞職第二表〈菅原文時〉)
    2. 「少年時代に、十分な才華(サイクヮ)を輝したあの人が、まだ少しも出られないで居る」(出典:無名作家の日記(1918)〈菊池寛〉)
    3. [その他の文献]〔陶潜‐与殷晉安別詩〕

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普及版 字通 「才華」の読み・字形・画数・意味

【才華】さいか(くわ)

文才など、才の美が外にあらわれる。晋・夏侯湛〔東方朔画賛題の注に引く臧栄緒の晋書〕(湛)、容儀美しく、才、早(つと)に名譽り。潘岳と友とし善し。時人之れを璧(れんぺき)と謂ふ。

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