打取る(読み)ウチトル

デジタル大辞泉 「打取る」の意味・読み・例文・類語

うち‐と・る【打(ち)取る】

[動ラ五(四)]
(「討ち取る」とも書く)武器を使って相手を殺す。「敵将を―・る」
試合などで相手を負かす。「フルセットの末、強豪を―・る」「凡打に―・る」
敵国などを攻めて滅ぼす。また、攻めて自分のものにする。
「この国の帝を、いかで謀りてこの国―・らむとて」〈・二四四〉
取る。捕らえる。
六十ばかりの女のありけるが、虫―・りてゐたりけるに」〈宇治拾遺・三〉
[可能]うちとれる
[類語]討つ討ち果たす倒す打ち破る薙ぎ倒す打ち負かすやっつける撃破打倒攻め落とす攻め抜く仕留める

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 ウチ

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む