打取る(読み)ウチトル

デジタル大辞泉 「打取る」の意味・読み・例文・類語

うち‐と・る【打(ち)取る】

[動ラ五(四)]
(「討ち取る」とも書く)武器を使って相手を殺す。「敵将を―・る」
試合などで相手を負かす。「フルセットの末、強豪を―・る」「凡打に―・る」
敵国などを攻めて滅ぼす。また、攻めて自分のものにする。
「この国の帝を、いかで謀りてこの国―・らむとて」〈・二四四〉
取る。捕らえる。
六十ばかりの女のありけるが、虫―・りてゐたりけるに」〈宇治拾遺・三〉
[可能]うちとれる
[類語]討つ討ち果たす倒す打ち破る薙ぎ倒す打ち負かすやっつける撃破打倒攻め落とす攻め抜く仕留める

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 ウチ

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む