精選版 日本国語大辞典 「批判的教育学」の意味・読み・例文・類語 ひはんてき‐きょういくがく‥ケウイクガク【批判的教育学】 〘 名詞 〙 ( [ドイツ語] kritische Pädagogik の訳語 ) 経験主義や観念的独断を排する立場の教育学。経験的教育学・思弁的教育学に対立するものであるが、狭義には新カント学派の教育学をさす。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「批判的教育学」の意味・わかりやすい解説 批判的教育学ひはんてききょういくがくkritische Pädagogik ドイツの P.ナトルプや R.ヘーニヒスワルトら新カント派の立場から提唱された教育学説。カントの批判主義に立脚し,教育学を哲学的,論理的に基礎づけようとする立場。心理主義を排するあまり過度の論理主義に陥り,体系や形式を重視して生命をもつ実在としての人間を見失ったとして,文化教育学から批判された。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by