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抗てんかん剤 こうてんかんざい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

抗てんかん剤
こうてんかんざい

大脳皮質の運動領での発作性放電によって起るてんかんの発作や,けいれん性発作を抑制する薬剤。これらの発作は,意識消失と同時に強直性,次いで間代性のけいれんを起し昏睡状態に陥る大発作,小児にみられる突然意識を失うがけいれんは伴わない小発作と,意識消失もけいれんもないが凶暴性をおびたり無統制な行動を行う精神運動性発作に大別される。それぞれによって薬物も異なるので,型の決定が治療の先決である。大発作にはバルビツール酸系,ヒダントイン系の薬物,小発作にはオキサゾリン系,サクシニミド系の薬物,精神運動性発作にはヒダントイン系とフェニルアセチル尿素系の薬物が有効である。主として単剤で用いられるが,場合により併用が行われる。

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