デジタル大辞泉 「持込む」の意味・読み・例文・類語 もち‐こ・む【持(ち)込む】 [動マ五(四)]1 物を持って中にはいる。「車内に危険物を―・まないこと」2 相談や用件などをもってくる。また、交渉をしかける。「縁談を―・む」「出版社に企画を―・む」3 事の決着をつけないまま次の段階にまで持っていく。また、がんばって目的の段階にまで持っていく。「粘って延長戦に―・む」「有罪に―・む」 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「持込む」の意味・読み・例文・類語 もち‐こ・む【持込】 〘 他動詞 マ行五(四) 〙① 持ってはいる。運び入れる。送り入れる。持って来る。取り入れる。[初出の実例]「何かの事はいるまひぞ、はやう内へもちこめ」(出典:虎明本狂言・三本柱(室町末‐近世初))② 事件などをもってくる。また、交渉をしかける。相談をしかける。[初出の実例]「此ではならぬと兼頭氏に最後の談判を持込まふと思ふ矢先きへ」(出典:思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉四) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例