指紋法(読み)シモンホウ

デジタル大辞泉 「指紋法」の意味・読み・例文・類語

しもん‐ほう〔‐ハフ〕【指紋法】

指紋をその特徴によって分類し、個人を識別する方法英国ハーシェルが始め、19世紀後半にゴルトン完成日本では、明治41年(1908)警察が採用し、犯罪捜査犯人確定などに用いている。また、遺伝学人類学研究にも利用される。

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精選版 日本国語大辞典 「指紋法」の意味・読み・例文・類語

しもん‐ほう‥ハフ【指紋法】

  1. 〘 名詞 〙 指紋を分類し、個人を識別する方法。一八八〇年イギリスのフォールズとハーシェルが指紋は終生不変であることを見出し、これをもとゴールトン個人識別分類法を案出し、日本では明治四一年(一九〇八)に警察指紋法によって採用された。この方法は犯罪捜査・確定などに適用されるほか、遺伝学や人類学の研究にも応用されている。〔新らしい言葉字引(1918)〕

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