捷径(読み)ショウケイ

デジタル大辞泉 「捷径」の意味・読み・例文・類語

しょう‐けい〔セフ‐〕【×捷径/××逕】

目的地に早く行ける道。近道
目的を達するてっとり早い方法早道。近道。
「立身の―として」〈蘆花不如帰

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精選版 日本国語大辞典 「捷径」の意味・読み・例文・類語

しょう‐けいセフ‥【捷径】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「捷」はすみやか、「径」は小道の意 )
  2. 早道。近道。
    1. [初出の実例]「捷径速利。往往覆人車」(出典:旱霖集(1422)雑詠)
    2. [その他の文献]〔楚辞‐離騒〕
  3. 転じて、ある物事に通達する、手っ取り早い方法。
    1. [初出の実例]「捨大道而趨捷径。背禅林而入邪叢」(出典:空華集(1359‐68頃)一五・道林説)
    2. 「予が発明せる速記法の便益にして必要なることを世に示すの捷径たるべし」(出典:怪談牡丹燈籠(1884)〈三遊亭円朝〉序詞〈若林玵蔵〉)

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普及版 字通 「捷径」の読み・字形・画数・意味

【捷径】しよう(せふ)けい

近道。不正な道。〔楚辞離騒〕何ぞ・紂の猖披(わがまま放題)なる 夫(そ)れ唯だ捷徑以て窘(きんぽ)せり

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