損傷死(読み)ソンショウシ

デジタル大辞泉 「損傷死」の意味・読み・例文・類語

そんしょう‐し〔ソンシヤウ‐〕【損傷死】

身体に受けた損傷を直接的・間接的な原因として死亡すること。脳・心臓・肺など主要な臓器の著しい障害、損傷に続発する心タンポナーデ脳ヘルニアなどの二次性機能障害、失血出血性ショック外傷性ショックによる死亡などがある。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

共同通信ニュース用語解説 「損傷死」の解説

損傷死

脳挫傷頸椎けいつい損傷、外傷性ショックなど、体の外部からのダメージによって死亡することの総称大規模災害では、多く医師警察検視官死因特定に関わることで、表現にばらつきが生じる可能性があるため、統一的な名称として使われる。警察庁東日本大震災で、被災者の死因を公表する際にも用いた。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android