政界再編(読み)せいかいさいへん

共同通信ニュース用語解説 「政界再編」の解説

政界再編

国会議員政党間移動や政党の離合集散新党結成などで政界の勢力構図が変わること。衆院選政権を担当する与党が入れ替わる「政権交代」とは区別されることが多い。自民党は1955年の結党以来、一時期を除いて単独で政権を担ったが、93年の細川政権発足以降は連立による政権運営がほぼ常態化し、枠組みを巡って再編が活発になった。小選挙区制の導入で二大政党制が定着した一方で、「第三極」として結成されたみんなの党などが注目を集めた。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「政界再編」の意味・わかりやすい解説

政界再編
せいかいさいへん

一般的には既成政党解体とそれに伴って生じた新党の離合集散,連立政権過程を経た新党への新たな集中という意味で使われる。 1993年の自民党の政権喪失に始り,非自民連立政権の成立,自民・社会・さきがけ連立政権の誕生の動きや,小選挙区比例代表並立制という新たな衆院選挙制度の導入により,各党の生き残りをかけた再編が進んでいくとみられる。

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