教授館(読み)こうじゅかん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「教授館」の意味・わかりやすい解説

教授館
こうじゅかん

土佐藩藩校宝暦 10 (1760) 年,藩主山内豊敷により設立当初は各師家の共同利用施設として用いられ,各自期日を定め,当番の日にそれぞれの弟子がここに参集して自分の師家の講義を聴講する方式がとられた。ここでの学問は朱子学が中心で,初めは医学も含まれていた。文久2 (1862) 年,文武教場を合併して致道館改称,のち医学校が分離独立し,慶応2 (66) 年には洋学中心の開成館が設置され,致道館は明治5 (72) 年,閉鎖された。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む