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教禅 きょうぜん

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

教禅
きょうぜん

仏教用語。教と禅。また教宗と禅宗。前者は仏陀が言葉をもって説き明かした教えのうえに立つ宗派で,後者は心から心へと伝達されるべき仏教の真の精髄である禅宗のこと。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

教禅 きょうぜん

?-1075 平安時代中期の絵仏師。
後冷泉(ごれいぜい)天皇の病気治癒を祈願して京都法成(ほうじょう)寺に120体余の仏絵像をえがき,治暦(じりゃく)4年絵仏師としてはじめて法橋(ほっきょう)の位についた。承保(じょうほう)2年3月死去。

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朝日日本歴史人物事典の解説

教禅

没年:承保2.3(1075)
生年:生年不詳
平安中期の絵仏師。長久1(1040)年,藤原資房の子のための五大尊像を描く。永承3(1048)年,興福寺金堂の柱に法相宗の祖師像を描くため,その手本として東大寺大仏殿の法相祖師影像を図写している。治暦4(1068)年,後冷泉院御祈により法成寺で供養された百余体の丈六の仏絵像の賞として法橋に叙された。これは絵仏師が僧綱の位に叙任された最初の例である(『初例抄』上)。延久3(1071)年,大内裏仁寿殿の安鎮御修法の曼荼羅を描き,その図様が記録されている(『安鎮法日記』)。摂関期を代表する絵仏師のひとりとみられるが,その作品は現存しない。仏師定禅の父。<参考文献>亀田孜「奈良時代の祖師像と倶舎宗曼陀羅図」(『仏教芸術』1号)

(長谷川稔子)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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世界大百科事典内の教禅の言及

【平安時代美術】より

…これはしかし,たまたま残った一遺構にすぎないので,これをもって道長の浄妙寺や法成寺を想像すべきなのかもしれないのだが,ともかくここにみえる彫刻,絵画,工芸のどれもが,この200年来はぐくまれてきた日本固有の技術と作風の最高の遺産であるといって過言ではないのである。 同じ時期に,絵画において宮廷画家巨勢広貴(弘高)と絵仏師教禅の名が知られる。教禅はやはり僧位を与えられており,貴顕の間での用いられ方がわかるが,いずれもその作品を遺していない。…

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