文目も分かず(読み)アヤメモワカズ

デジタル大辞泉 「文目も分かず」の意味・読み・例文・類語

文目あやめか◦ず

暗くて物の模様区別がはっきりしないさま。
「―◦ぬ暗の夜なれば、ここを何処としるよしなけれど」〈逍遥当世書生気質
物事分別がつかないさま。
あらはれていとど浅くも見ゆるかな―◦ず泣かれけるの」〈・蛍〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「文目も分かず」の意味・読み・例文・類語

あやめ【文目】 も 分(わ)かず

  1. 物事をはっきり識別できない。物の区別がわからない。〔匠材集(1597)〕
    1. [初出の実例]「燈燭(ともしび)(きえ)善悪(アヤメ)もわかず」(出典読本椿説弓張月(1807‐11)前)
  2. 判断力不足などで、物事を筋道立てて考えられない。分別がつかない。
    1. [初出の実例]「あらはれていとど浅くも見ゆるかなあやめもわかずなかれけるねの」(出典:源氏物語(1001‐14頃)蛍)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...

入梅の用語解説を読む