断編(読み)ダンペン

精選版 日本国語大辞典 「断編」の意味・読み・例文・類語

だん‐ぺん【断編・断篇】

  1. 〘 名詞 〙 文章や文書のきれはし。また、何編か書いた文章のうち一編断簡
    1. [初出の実例]「書庫の設けあり、廃紙断編も亦収録す、開文の至りなりと云べし」(出典:米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉四)
    2. [その他の文献]〔劉因‐平昔詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「断編」の読み・字形・画数・意味

【断編】だんぺん

きれぎれの文章。〔宋史、欧陽脩伝〕好古嗜學(しがく)、金石、斷も一切綴拾(てつしふ)し、異同稽し、を左に立つ。~之れを集古と謂ふ。

字通「断」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む