新々田村(読み)しんしんでんむら

日本歴史地名大系 「新々田村」の解説

新々田村
しんしんでんむら

[現在地名]西区神出町宝勢かんでちようほうせい

印南野いなみの台地東部に位置し、東は神納かんのう村。明石藩の開墾策によって延宝七年(一六七九)から天和二年(一六八二)開拓が始まった(采邑私記)元禄郷帳に村名がみえ、高二三三石余。天保郷帳では高二四九石余。


新々田村
しんしんでんむら

[現在地名]小見川町新々田

南原地みなみはらち新田の東に位置する。寛保二年(一七四二)より進められた大根塚おおねつか野二一五町余の開発により成立。請負小見川村の山中甚内で、初め幕府領であるが(木内神社文書)、天保四年(一八三三)伊勢津藩領となっている(藤堂氏旧封邑之碑)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android