新内流(読み)しんないながし

精選版 日本国語大辞典 「新内流」の意味・読み・例文・類語

しんない‐ながし【新内流】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ① 新内節の三味線を二人で、地と高音を弾き合わせながら街頭を歩き、客を求めて新内節の一曲または一節を語り、祝儀をもらう芸人。また、その芸能。新内語り。
  3. ② 歌舞伎音楽で、①で用いる曲を流用し、江戸の下町や大川端などの夜ふけを描写するもの。「源氏店」の与三郎のせりふの間などに用いる。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「夜が更ける、表へ出る。(ボーン)『アア寒いな』もう一つ(ボーン)。そこで新内流しになる」(出典:寄席風俗‐上方落語・芝居噺研究(1942)〈正岡容〉)

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