あら‐ゆ【新湯】
沸かしたばかりで、まだ人が入っていない風呂。さらゆ。「新湯は年寄りには毒だ」
さら‐ゆ【▽新湯/更湯】
沸かしたばかりで、まだだれも入らない風呂。あらゆ。「老人に―は毒だ」
しん‐ゆ【新湯】
沸かしたてで、まだ人が入っていない風呂。また、その湯。あらゆ。さらゆ。
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
あら‐ゆ【新湯】
〘名〙 沸かしたての風呂。さらゆ。しんゆ。
※浮世草子・本朝二十不孝(1686)三「新湯
(アラユ)は人の身に毒なり」
さら‐ゆ【新湯】
〘名〙 沸かして、まだ誰も入らない風呂。あらゆ。しんゆ。
※評判記・役者目利講(1714)大坂「兄庄左殿には御病後、さら湯(ユ)は毒じゃによって跡ほどがよい」
しん‐ゆ【新湯】
〘名〙
① わかしたてで、まだ人のはいらない風呂。また、その湯。あらゆ。さらゆ。
② 新しく開いた浴場。
※随筆・守貞漫稿(1837‐53)二二「従来浴戸の外に新湯と称して浴戸を開く者往々有之」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報