旗幟鮮明(読み)キシセンメイ

デジタル大辞泉 「旗幟鮮明」の意味・読み・例文・類語

きし‐せんめい【旗×幟鮮明】

立場主張がはっきりしていること。
[補説]「きしょくせんめい」と読むのは誤り。

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精選版 日本国語大辞典 「旗幟鮮明」の意味・読み・例文・類語

きし‐せんめい【旗幟鮮明】

  1. 〘 名詞 〙 旗色のあざやかなこと。また、立場や主張が明確であること。
    1. [初出の実例]「哲学派は冷淡静幽なりと雖ども兵器精鋭、旗幟鮮明」(出典:自由、道徳、及儒教主義(1884)〈徳富蘇峰〉三)

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四字熟語を知る辞典 「旗幟鮮明」の解説

旗幟鮮明

旗色のあざやかなこと。また、立場や主張が明確であること。

[活用] ―な・―に。

[使用例] 融和し得ないとしても、たがいに旗幟鮮明なのは嬉しいではないか[岡田三郎*血|1927]

[使用例] S新聞一般紙たることをやめて経済記事専門の新聞になったので〈略〉やめたのであった。何も旗幟鮮明に追放資本導入に反対だったからではない[堀田善衛広場の孤独|1951]

[解説] 「旗幟」は旗・旗じるし。転じて態度・主張という意味

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