日本プロ野球選手会（読み）ニホンプロヤキュウセンシュカイ

デジタル大辞泉

にほん‐プロやきゅうせんしゅかい〔‐ヤキウセンシユクワイ〕【日本プロ野球選手会】

日本のプロ野球球団に所属する日本人選手および一部の外国人選手を会員とする団体。労働組合と社団法人の2法人が登記されている。平成16年（2004）には球界再編問題を受けて、プロ野球史上初のストライキに踏み切った。JPBPA（Japan Professional Baseball Players Association）。

出典　小学館

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

日本プロ野球選手会
にほんプロやきゅうせんしゅかい

日本のプロ野球球団に所属する日本人選手全員 (一部外国人選手含む) が会員として登録している団体。 1980年に法人格を得た「社団法人日本プロ野球選手会」と，1985年に労働組合の資格を得た「労働組合日本プロ野球選手会」の二つの組織からなる。前者は各地で野球教室やチャリティ活動などを行ない，後者は労働組合として選手の地位向上をはかる。選手の移籍の自由を実現したフリーエージェント制度導入に大きく貢献したほか，契約更改での代理人 (弁護士) 交渉や肖像権問題への取り組み，高校野球との交流などの活動を続けている。

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