日本狼(読み)ニホンオオカミ

デジタル大辞泉 「日本狼」の意味・読み・例文・類語

にほん‐おおかみ〔‐おほかみ〕【日本×狼】

イヌ科の哺乳類。かつて本州四国九州に分布していたが、1905年奈良県で捕獲されたのを最後絶滅オオカミとしては最も小形。北海道にいて1900年ごろ絶滅したエゾオオカミとは、亜種あるいは種が異なる。やまいぬ。ほんどおおかみ。

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精選版 日本国語大辞典 「日本狼」の意味・読み・例文・類語

にほん‐おおかみ‥おほかみ【日本狼】

  1. 〘 名詞 〙 オオカミの一亜種。日本特産種として本州以南にすんでいたが明治三八年(一九〇五)絶滅。オオカミのうち最小で、体高約四三センチメートル。四肢・耳が特に短い。山犬。ほんどおおかみ。
    1. [初出の実例]「この日本狼は昔は本州四国九州などに相当棲息していたらしい」(出典:旅‐昭和二六年(1951)六月号・山犬と白猿〈戸川幸夫〉)

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動植物名よみかた辞典 普及版 「日本狼」の解説

日本狼 (ニホンオオカミ)

学名Canis hodophilax
動物。イヌ科のオオカミ。絶滅種

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