日立ソフトウェアエンジニアリング(読み)ひたちソフトウェアエンジニアリング

百科事典マイペディア の解説

日立ソフトウェアエンジニアリング[株]【ひたちソフトウェアエンジニアリング】

日立製作所系のコンピューター・ソフト大手。1970年日立製作所・ソフトウェア工場の一部を基盤に,3社(日立電子エンジニアリング・吉沢ビジネスマシンズ・日立芝電商事)のソフトウェア部門を統合し設立基本ソフトウェアでは新OSの開発,業務ソフトウェアでは都市銀行の第3次オンライン・システム等の開発に実績をあげる。パッケージソフトの開発にも積極的だが,売上げの多くを日立製作所に依存近年は,マイクロソフト等と提携するほか,バイオ・地図情報等,新事業も活発。本社東京。2010年1月日立製作所のTOB上場廃止,同年10月日立システムアンドサービスとの合併により日立ソリューションズとなる。
→関連項目日立ソリューションズ[株]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

日立ソフトウェアエンジニアリング
ひたちソフトウェアエンジニアリング

ソフトウェア会社。1970年設立。日立製作所向け基本ソフトを主力に,アプリケーション制御ソフトの分野業績を伸ばし,ソフトウェア開発で大手となった。パーソナルコンピュータおよびインターネット関連機器の販売,システムエンジニアリングなども行ない,アメリカ合衆国ヨーロッパなどにも進出。2010年日立製作所の完全子会社となったのち,同じく日立製作所の子会社で情報・通信システム事業を行なう日立システムアンドサービスと合併し,日立ソリューションズとなった。

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