日野自動車(読み)ひのじどうしゃ

共同通信ニュース用語解説 「日野自動車」の解説

日野自動車

トヨタ自動車連結子会社で、トラックバスを生産する商用車メーカー。本社を置く東京都日野市のほか群馬県太田市や茨城県古河市などに製造拠点があり、北米など海外でも生産している。グループの従業員数は2024年3月末時点で約3万3千人。北米向けエンジンの認証不正で米国当局に支払う制裁金がかさみ、25年3月期の連結純損益が、過去最大の2177億円の赤字だった。

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関連語 ルノー

百科事典マイペディア 「日野自動車」の意味・わかりやすい解説

日野自動車[株]【ひのじどうしゃ】

1942年設立トヨタ自動車グループ企業。特に,大型自動車特殊自動車に強く,普通トラックでは30年連続一位。またトヨタ自動車の商用車・4WD乗用車を受託生産している。本社東京都日野市,工場羽村など。2011年3月期売上高1兆2426億円。資本金727億円(2009)。売上構成(%)は,トラック・バス42,受託車28,補給部品6,その他24。海外売上比率32%。
→関連項目いすゞ自動車[株]ルノー[会社]

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日本の企業がわかる事典2014-2015 「日野自動車」の解説

日野自動車

正式社名「日野自動車株式会社」。英文社名「HINO MOTORS, LTD.」。輸送用機器製造業。昭和17年(1942)「日野重工業株式会社」設立。同21年(1946)「日野産業株式会社」に改称。同23年(1948)「日野ヂーゼル工業株式会社」に改称。同34年(1959)「日野自動車工業株式会社」に改称。平成11年(1999)現在の社名に変更。本社は東京都日野市日野台。トヨタ自動車子会社の自動車会社。トラック・バスの最大手。親会社向け受託生産も行う。東京証券取引所第1部・名古屋証券取引所第1部上場。証券コード7205。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「日野自動車」の意味・わかりやすい解説

日野自動車
ひのじどうしゃ

自動車メーカー。1910年創業の東京瓦斯電気工業の自動車部が前身。1937年自動車工業,共同国産自動車と合併して東京自動車工業(1941ヂーゼル自動車工業と改称)となったが再び二分され,1942年日野重工業を設立,1948年日野ヂーゼル工業と改称し,1959年日野自動車工業に社名変更。1966年トヨタ自動車工業(→トヨタ自動車)と業務提携後は大型トラック,バス,小型商業車を主力としている。1998年,トヨタ自動車の傘下に入る。1999年販売会社の日野自動車販売を吸収合併し,現社名に変更。

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