日鉄鉱業(読み)にってつこうぎょう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「日鉄鉱業」の意味・わかりやすい解説

日鉄鉱業
にってつこうぎょう

鉱業会社。 1899年国営製鉄所である二瀬炭鉱創業,1934年日本製鉄に統合されたのち,39年に分離して現社が設立された。 45年までは海外資産が拡充し繁栄したが,第2次世界大戦終戦により事業縮小。再建をはかり,50年に国内3ヵ所に開設以降,各地に鉱業所を開いた。石灰石を中心に鉱山業全般を営み,化成品,輸入炭販売なども行う。売上構成比は,資源 60%,金属 27%,機械4%,環境4%,ファイン3%,不動産2%。年間売上高 938億 8600万円 (連結。うち輸出6%) ,資本金 41億 7600万円,従業員数 1034名 (1999) 。

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日本の企業がわかる事典2014-2015 「日鉄鉱業」の解説

日鉄鉱業

正式社名「日鉄鉱業株式会社」。英文社名「Nittetsu Mining Co., Ltd.」。鉱業。昭和14年(1939)設立。本社は東京都千代田区丸の内。新日鐵住金系の鉱山会社。鉱産物採掘・加工製品などの販売を行う。主力は鉄鋼向け石灰石。チリの銅鉱山開発も手がける。東京証券取引所第1部上場。証券コード1515。

出典 講談社日本の企業がわかる事典2014-2015について 情報

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