旧優生保護法と教科書

共同通信ニュース用語解説 「旧優生保護法と教科書」の解説

旧優生保護法と教科書

旧優生保護法(1948~96年)は障害や精神疾患を理由に不妊や人工妊娠中絶の手術を認め、旧法下の不妊手術は少なくとも2万5千件とされる。2018年以降、国家賠償請求訴訟が起こされ、最高裁は24年、旧法を違憲と判断して国に賠償を命じた。旧法下の高校保健体育などの教科書では「結婚の相手を選ぶときに劣悪な遺伝質をもっているかどうかを確かめることがたいせつである」といった差別的記述があった。原告団や弁護団は(1)旧法の歴史(2)優生政策による人生被害(3)今も残る偏見・差別の実態と、そこから決別する必要性-を今後の教科書に盛り込むべきだとする。

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