明治用水旧頭首工(読み)めいじようすいきゅうとうしゅこう

事典 日本の地域遺産 「明治用水旧頭首工」の解説

明治用水旧頭首工

(愛知県豊田市水源町地先)
推薦産業遺産指定の地域遺産〔9号〕。
明治用水の取水量の安定を図るため、1901(明治34)年に矢作川中流の取水地点に横断堰堤が設けられ、魚道、放水門、排砂門、舟通し閘門など近代的設備が整えられた。1958(昭和33)年廃止日本人が開発した工法による近代的頭首工という点で土木技術史上貴重な遺構

明治用水旧頭首工

(愛知県豊田市)
選奨土木遺産」指定の地域遺産。
1909(明治42)年竣工。服部長七(1842-1919)考案人造石による大規模な堰堤

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域遺産」事典 日本の地域遺産について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android