星の牧場(読み)ホシノマキバ

デジタル大辞泉 「星の牧場」の意味・読み・例文・類語

ほしのまきば【星の牧場】

庄野英二の児童文学作品。昭和38年(1963)刊行挿絵長新太記憶喪失の復員兵と、戦場で死んだ愛馬の心の交流を幻想的に描く。翌年、第11回サンケイ児童出版文化賞、第4回日本児童文学者協会賞、第2回野間児童文芸賞受賞。劇団民芸により舞台化されているほかバレエミュージカルテレビドラマ作品もある。

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デジタル大辞泉プラス 「星の牧場」の解説

星の牧場(まきば)

①庄野英二による児童文学作品。1963年刊行。1964年、野間児童文芸賞と日本児童文学者協会賞受賞。
NHKのテレビドラマ「少年ドラマシリーズ」の作品のひとつ。放映は1981年11月。①を原作とする。脚本別役実出演:福田勝洋、千住真理子ほか。戦争記憶を失った青年が、自分の馬の記憶を辿るうちに記憶を取り戻していく。

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