日本歴史地名大系 「星置川」の解説 星置川ほしおきがわ 北海道:後志支庁小樽市星置川小樽市と札幌市手稲区の間を流れる川。延長八・一キロ、流域面積二〇・四平方キロ。うち二級河川部分は長さ二・三三キロ、河川区域は一六万六〇〇〇平方メートル。上流は小樽市の管轄。かつて手稲山方面から流れる星置川・清(すみ)川と、札幌方面から流れる新(しん)川が下流域で合流、その下流域はヲタルナイ川とよばれた。近世には当川の流域一帯をヲタルナイとしており、アイヌ社会が場所請負制に組込まれていくなかでヲタルナイのアイヌがクッタルウシ(現入船町)に移住させられたという(廻浦日記)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by