映画賞(読み)えいがしょう

百科事典マイペディアの解説

映画賞【えいがしょう】

映画作品の文化的・芸術的価値や映画製作関係者の業績を称揚するために,作品や関係者に与えられる賞,およびその選奨制度。映画団体・新聞社・雑誌社等が設定実施する継続的な年度賞(アカデミー賞,キネマ旬報賞等),国際映画祭(カンヌベネチアベルリン等)や芸術作品賞(文化庁)の参加映画を対象とするコンクール形式の選奨等がある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

映画賞
えいがしょう

映画作品、または映画作品中における個人の業績に対して与えられる賞。年度選奨とコンクール形式がある。いずれも主催者、選出委員、選出方法などに特色をもたせ、独自の性格を打ち出すように考慮されている。年度選奨は対象年度内のすべての作品を対象とすることが多く、アメリカではアカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞、ニューヨーク映画批評家協会賞、全米映画批評家協会賞、ロサンゼルス映画批評家協会賞、アメリカ監督組合賞などがあり、ヨーロッパではEU(ヨーロッパ連合)加盟国のヨーロッパ映画賞、イギリスのアカデミー賞、フランスのセザール賞、ビクトワール賞、ルイ・デリュック賞、イタリアのドナテッロ賞、香港の電影金像奨などがある。日本国内では日本アカデミー賞、毎日映画コンクール、キネマ旬報賞、ロードショー・シネマ大賞、ブルーリボン賞、報知映画賞、日刊スポーツ映画大賞、日本映画批評家大賞、日本映画ペンクラブ賞、年間代表シナリオ賞、川喜多賞、城戸(きど)賞、日本映画監督協会新人賞、日本映画監督協会新人賞、日本映画技術賞、三浦賞、山路ふみ子文化財団賞、映画の日特別功労賞、外国映画輸入配給協会賞、教育映画祭賞、文化庁の優秀映画賞などがある。特定作品を対象とするコンクール形式には各国の国際映画祭をはじめ、日本国内ではキネマ旬報ベストテンや日本映画ペンクラブ会員選出ベストファイブのように、1位監督を表彰する制度もある。フランスのジャーナリストが非協力的なスターに贈るレモン賞や、アメリカの学生団体による最低ランプーン賞のような変わり種もある。[日野康一]

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