是心是仏(読み)ぜしんぜぶつ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

是心是仏
ぜしんぜぶつ

仏教用語。『観無量寿経』に出る言葉。いろいろな解釈がある。第1の解釈は,天台智 顗 (ちぎ) によるもので,は元来無であって,浄くなれば仏あり,すなわち心のほかに仏なく,また仏の因なしということ。即心即仏ともいう。第2の解釈は,浄土教の諸師によるもので,心よく仏を想念すれば,想によりて仏身現ずということ。

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デジタル大辞泉の解説

ぜしん‐ぜぶつ【是心是仏】

人間の日常の心は絶対の理法をあらわす心でもあるから、仏そのものである、ということ。
仏の観想を成就した心はそのまま仏と一つである、ということ。

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大辞林 第三版の解説

ぜしんぜぶつ【是心是仏】

〘仏〙 人間の心こそが仏であるということ。浄土宗では、心に仏を観ずるとき、その心が仏であるということ。

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