時差ぼけ(読み)じさぼけ

世界大百科事典 第2版の解説

じさぼけ【時差ぼけ】

数時間以上の時差がある地域を航空機で急激に移動するときに起こる心身の不調状態。時差のある旅行先の生活時間と本来の生体リズムとのあいだにずれ(非同期)が生ずることによる。時差症候群jet lag syndromeあるいは非同期症候群desynchronosis syndromeともいう。その症状のおもなものは,(1)疲労,集中力・判断力の低下,(2)睡眠障害,(3)胃腸障害,(4)頭痛,不安などである。

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世界大百科事典内の時差ぼけの言及

【バイオリズム】より

… ヒトでは多くの発振器が協調して働いており,また昼夜だけでなく,社会的な要因が大きな同調因子となっている。ジェット機によって昼夜が逆になるような時差のある国に旅行すると,生体のリズムはその自律性によって急には環境と同調しえないため,時差ぼけ(非同調症候群)が発現する。時差ぼけから回復するには,時差1時間につき1日かかるといわれているが,生活のリズムを速めるより遅らせるほうが容易であり,東回りより西回り旅行のほうが早く回復しやすい。…

※「時差ぼけ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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