暁月房(読み)ぎょうげつぼう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「暁月房」の意味・わかりやすい解説

暁月房
ぎょうげつぼう

[生]文永2(1265)
[没]嘉暦3(1328).11.8.
鎌倉時代の歌人本名冷泉為守。父は藤原為家,母は阿仏尼和歌の家に生れ,遁世後関東に住み,『玉葉和歌集』などの勅撰集に7首入撰,『柳風抄』などにも和歌がみえるが,近世狂歌の祖と諸書に説かれ,さまざまな伝説のある人物。その経歴からみて,狂歌との関係もありうるが,彼の作と伝える『酒百首』は後世の作らしい。

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世界大百科事典(旧版)内の暁月房の言及

【狂歌】より

…作者は堂上公家,僧侶,連歌師,武家などが中心である。近世の狂歌師たちから狂歌の祖と仰がれた暁月房は本名を藤原為守といい,為家と阿仏尼の子で《狂歌酒百首》の作がある。近世は京都中心の前期,大坂中心の中期,江戸中心の後期に分けられる。…

※「暁月房」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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