暹賀(読み)せんが

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「暹賀」の解説

暹賀 せんが

914-998 平安時代中期の僧。
延喜(えんぎ)14年生まれ。天台宗幼少のころ兄の聖救(しょうく)と比叡(ひえい)山の良源について出家。顕密二教をまなび,本覚院をひらいた。正暦(しょうりゃく)元年天台座主(ざす)となる。本覚房座主とよばれた。長徳4年8月1日死去。85歳。駿河(するが)(静岡県)または近江(おうみ)(滋賀県)出身俗姓藤原

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例