コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

曇らす クモラス

デジタル大辞泉の解説

くもら・す【曇らす】

[動サ五(四)]
太陽・月・空などを曇るようにする。
「僕の涙で必ず月は―・して見せるから」〈紅葉金色夜叉
透明の度合いや光り方などをにぶくさせる。「湯気が鏡を―・す」
心配や悲しみで、表情などを暗くする。「悲報に顔を―・す」
考えや思考をにぶくさせる。「私情にとらわれて判断を―・す」
能で、能面を少しうつむかせる。悲しみ・愁い・嘆きなどの感情を表す。⇔照らす
[動サ下二]くもらせる」の文語形

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

くもらす【曇らす】

( 動五[四] )
くもるようにする。 「来年の今月今夜になつたならば、僕の涙で必ず月は-・して見せる/金色夜叉 紅葉
くもりができるようにする。くもらせる。 「ガラスに息を吹きかけて-・す」
顔つきや声などを、心配や悲しみをたたえたさまにする。くもらせる。 「悲しい知らせに顔を-・す」
( 動下二 )

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

曇らすの関連キーワード曇らせる悲しみ能面私情暗す

今日のキーワード

天網恢恢疎にして漏らさず

《「老子」73章から》天の張る網は、広くて一見目が粗いようであるが、悪人を網の目から漏らすことはない。悪事を行えば必ず捕らえられ、天罰をこうむるということ。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android