書見(読み)ショケン

デジタル大辞泉 「書見」の意味・読み・例文・類語

しょ‐けん【書見】

[名](スル)書物を読むこと。読書。「書見台」
「とんと先刻から―していたような面相かおつきをして」〈二葉亭浮雲
[類語]読書ひもとく繙読はんどく濫読多読積ん読購読必読併読

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「書見」の意味・読み・例文・類語

しょ‐けん【書見】

〘名〙 書物を読むこと。読書。
歌舞伎筑紫巷談浪白縫黒田騒動)(1875)二幕「風の前なる燈火(ともしび)も、たどたど見えし一間(ま)には、顔も蔵太が茫然と、書見(ショケン)の体(てい)こそ佗しけれ」

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