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曾我綉俠御所染 そがもようたてしのごしょぞめ

世界大百科事典 第2版の解説

そがもようたてしのごしょぞめ【曾我綉俠御所染】

歌舞伎狂言。時代世話物。6幕。河竹黙阿弥作。通称《御所五郎蔵(ごしよのごろぞう)》。1864年(元治1)2月江戸市村座初演。配役は五郎蔵・百合の方を4世市川小団次,さつき(皐月)を2世尾上菊次郎,土右衛門を3世関三十郎,時鳥(ほととぎす)を4世市村家橘(のちの5世尾上菊五郎),巴之を2世中村福助,逢州を6世坂東三津五郎。奥州の大名浅間巴之丞が都在番中,愛妾時鳥は後室百合の方に憎まれ悪瘡(あくそう)を発する毒を盛られたうえ惨殺される。

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世界大百科事典内の曾我綉俠御所染の言及

【俠客物】より

…本朝丸綱五郎や朝比奈藤兵衛など実在しない俠客も創作され,77年5月中村座《本町育浮名花聟(ほんちようそだちうきなのはなむこ)》,1760年(宝暦10)7月竹本座《極彩色娘扇(ごくさいしきむすめおうぎ)》などの情話中の任俠として描かれている。また河竹黙阿弥の作中にも男達の活躍する作は多く,《茲江戸小腕達引(ここがえどこうでのたてひき)》(1863年8月市村座),《曾我綉俠御所染(そがもようたてしのごしよぞめ)》(1864年2月市村座),《鶴千歳曾我門松(つるのちとせそがのかどまつ)》(野晒悟助,1865年1月市村座),《金看板俠客本店(きんかんばんたてしのほんだな)》(金看板甚九郎,1883年4月新富座)などがある。五人男物助六【小池 章太郎】。…

※「曾我綉俠御所染」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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