曾根俊虎(読み)そね としとら

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「曾根俊虎」の解説

曾根俊虎 そね-としとら

1847-1910 明治時代の軍人
弘化(こうか)4年10月6日生まれ。出羽(でわ)米沢藩(山形県)藩士の子。明治4年海軍にはいり,6年副島種臣(そえじま-たねおみ)にしたがい清(しん)(中国)にいき,のち上海駐在。海軍大尉。19年「法越交兵記」をあらわし,安南(ベトナム)に対する政府の無関心な態度を批判し,免官収監となる。のち無罪となるが海軍を辞し,中国問題を研究した。明治43年5月21日死去。64歳。幼名は小太郎。中国名は曾嘯雲。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android