デジタル大辞泉 「月の宴」の意味・読み・例文・類語 つきのうたげ【月の宴】 佐多稲子の随筆。また、同作を表題作とする随筆集。昭和60年(1985)刊。同年、第37回読売文学賞受賞。 つき‐の‐えん【月の宴】 月を眺めながら催す宴。観月の宴。「内裏の御所に、今宵は―あるべかりつるを」〈源・鈴虫〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「月の宴」の意味・読み・例文・類語 つき【月】 の 宴(えん) 月を見ながら催す宴会。月を観賞してする酒盛り。月の夜の酒宴。《 季語・秋 》[初出の実例]「ここには月のえんし給し時に、せうそくいはせ給へりし」(出典:宇津保物語(970‐999頃)蔵開上)「康保三年八月十五夜、月の宴せさせ給はんとて」(出典:栄花物語(1028‐92頃)月の宴) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例