月林道皎(読み)げつりんどうこう

精選版 日本国語大辞典 「月林道皎」の意味・読み・例文・類語

げつりん‐どうこう‥ダウカウ【月林道皎】

  1. 鎌倉後期、南北朝初期の臨済宗の僧。久我(こが)具房の子。別号は独歩叟。京都の人。高峰顕日門人。元に渡って保寧寺古林清茂(くりんせいむ)の法を嗣いだ。帰国後、京都に長福寺を開き、花園法皇ほか公家の帰依をうけた。著に「月林皎禅師語録」二巻がある。勅諡号普光大幢国師。永仁元~観応二年(一二九三‐一三五一

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「月林道皎」の解説

月林道皎 げつりん-どうこう

1293-1351 鎌倉-南北朝時代の僧。
永仁(えいにん)元年生まれ。臨済(りんざい)宗。鎌倉建長寺の高峰顕日,京都大徳寺の宗峰妙超にまなぶ。さらに元亨(げんこう)2年(1322)元(中国)にわたり,古林清茂(くりん-せいむ)に師事してその法をつぐ。帰国後,京都長福寺の開山となった。観応(かんのう)2=正平(しょうへい)6年2月25日死去。59歳。京都出身。俗姓は久我(こが)。別号に独歩叟など。諡号(しごう)は普光大幢国師。

月林道皎 がつりん-どうこう

げつりん-どうこう

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