月船琛海(読み)げっせん しんかい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「月船琛海」の解説

月船琛海 げっせん-しんかい

1231-1308 鎌倉時代の僧。
寛喜(かんぎ)3年生まれ。臨済(りんざい)宗。密教をまなび,のち上野(こうずけ)(群馬県)長楽寺で一翁院豪に師事。さらに東福寺の円爾(えんに)の印可をうける。院豪の死後長楽寺にはいり20年余住持をつとめ,高峰顕日(こうほう-けんにち)とともに東方の二甘露門(かんろもん)とよばれた。徳治2年東福寺住持。徳治3年6月26日死去。78歳。播磨(はりま)(兵庫県)出身。俗姓は菅。諡号(しごう)は法照禅師。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android