コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

有余涅槃 うよねはん sopadhiśeṣa-nirvāṇa

3件 の用語解説(有余涅槃の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

有余涅槃
うよねはん
sopadhiśeṣa-nirvāṇa

仏教用語。迷いの火を吹消した状態を涅槃といい,この世に生存している間に得られる涅槃は,肉体や煩悩の条件を残しているので有余という。 (→無余涅槃 )

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

うよ‐ねはん【有余××槃】

仏語。この世に生きながら得られた悟りの境地。小乗の悟り。⇔無余涅槃

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

大辞林 第三版の解説

うよねはん【有余涅槃】

〘仏〙 煩悩は断滅したが、肉身が存在する段階の涅槃。有余依うよえ涅槃。 ↔ 無余涅槃

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の有余涅槃の言及

【涅槃】より

…したがって,〈涅槃に入る〉という言葉は死ぬことのほか,悟りに入ることを意味している。死を意味した涅槃が悟りの意味に用いられるようになると,迷いを断って悟りの境地に達しても,肉体が生存している期間を区別する必要があり,これを〈有余涅槃(うよねはん)〉といい,肉体の消滅した以後の状態を〈無余涅槃(むよねはん)〉と呼ぶようになった。釈迦がクシナガラにおいて涅槃に入る(死ぬ)前後の状況を詳しく説いたのが,漢文《長阿含経》中の《遊行(ゆぎよう)経》,およびパーリ語経典中の《大涅槃経Mahāparinibbāna‐suttanta》などである。…

※「有余涅槃」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

有余涅槃の関連キーワード苦集滅道無余涅槃生き恥果位証果迷津滅度世に在り生長らえる浮世を立つ

今日のキーワード

パラチオン、パラチオンメチル

パラチオンは無色で油状の液体、パラチオンメチルはコハク色の液体。ともに毒性が強く、有機リン系殺虫剤として使用された。50年代以降、稲の害虫被害を防ぐことが確認され、広く導入された。しかし、農民の中毒死...

続きを読む

コトバンク for iPhone