有機的組織(読み)ゆうきてきそしき

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「有機的組織」の意味・わかりやすい解説

有機的組織
ゆうきてきそしき

1950~60年代,T.バーンズと G.M.ストーカーはどのような組織が,どのような環境下で有効かという研究を行ない,安定した市場・技術環境下における有効な組織を機械的組織,不安定な環境下における有効な組織を有機的組織と名付けた。機械的組織は職能細分化,明確な階層構造権限,定型的なコミュニケーションなどを特徴とし,有機的組織は,役割分担にあいまいさがあり,そのつど調整が図られるもので,階層的なタテの関係というよりヨコの関係に近く,緊密なコミュニケーションを特徴としている。この概念は,あらゆる条件下で唯一有効な組織を模索してきた組織論潮流を変え,コンティンジェンシー理論の先駆けとなった。

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世界大百科事典(旧版)内の有機的組織の言及

【有機体論】より

…さらに質的には内部で分化・分節をとげ,機能にふさわしい組織・器官をみずから形成して体制を複雑化する。つまり〈有機的組織organism〉をつくるのである。それらは部分ではなく分肢であって,個体を離れては機能をもちえない。…

※「有機的組織」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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