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有鱗類 ユウリンルイ

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デジタル大辞泉の解説

ゆうりん‐るい〔イウリン‐〕【有×鱗類】

有鱗目の哺乳類の総称。体が硬いうろこで覆われるセンザンコウの一科からなる。歯がないので、かつては貧歯類に分類されたこともある。常節類。
有鱗目の爬虫(はちゅう)類の総称。トカゲなどが含まれる。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

有鱗類
ゆうりんるい

センザンコウ」のページをご覧ください。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

有鱗類
ゆうりんるい
pangolins

哺乳(ほにゅう)綱有鱗目に属する動物の総称。この目Pholidotaの仲間は、体、尾、四肢が屋根瓦(やねがわら)状に重なった鱗(うろこ)で覆われ、虫食性で、サハラ砂漠以南のアフリカとインド、台湾、中国南部以南の東南アジアにセンザンコウ科の1科2属7種がある。鱗は角質で堅く、体を丸め柔らかい腹部を隠して身を守る。四肢には各5指があり長い鉤(かぎ)づめを備え、耳介は退化する。歯がなく、粘着性の唾液(だえき)のついた細長い舌でアリやシロアリをとらえて飲み込み、角質化した胃ですりつぶす。アルマジロやアリクイに似るため、昔は貧歯類の一亜目(常節亜目)とされていたが、肩甲骨の肩峰や烏口(うこう)突起、脊椎(せきつい)骨の関節、坐骨(ざこつ)などが正常で、子宮が双角性であるなど多くの点で異なり、新生代漸新世にはすでにヨーロッパにいたなどの点からも、現在では貧歯類とはまったく別系統のものと考えられている。森林またはサバンナに単独ですむ。1産1子まれに2子がみられ、親は子を尾にのせて運ぶ。アフリカの2種は樹上生であるが、ほかはほとんど地上で生活し、夜行性である。[今泉吉典]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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世界大百科事典内の有鱗類の言及

【センザンコウ(穿山甲)】より

…体が角質のうろこでおおわれた有鱗目センザンコウ科Manidaeに属する哺乳類の総称。アリとシロアリを常食とする。ラーリ(鯪鯉)ともいう。頭は小さく,吻(ふん)が長くとがり,四肢は短い。うろこで体がおおわれているため,一見爬虫類のように見えるが,腹部,四肢の内側などには毛が生えている。インド,ネパール,東南アジア,中国,台湾に3種,アフリカに4種が分布する。松ぼっくりの鱗片に似たうろこは,毛が変化したもので,黄褐色から暗褐色。…

※「有鱗類」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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