有鹿神社(読み)ありかじんじや

日本歴史地名大系 「有鹿神社」の解説

有鹿神社
ありかじんじや

[現在地名]海老名市上郷

はと川が相模川に流入する所に近い左岸微高地にある。祭神は大日貴命。旧郷社。「風土記稿」によれば、当時は河原口かわらぐち村にあった。「延喜式」神名帳に「有鹿神社」とある。鎮座の年代は不詳であるが、「三代実録」貞観一一年(八六九)一一月一九日条に「授相模国従五位下有鹿神従五位上」とある。

続縁起によると、天正三年(一五七五)別当総持そうじ院住職慶雄が夢中に神霊の告げがあり、瑞鳥の飛ぶあとを北に追っていったところ、磯部いそべ(現相模原市)勝坂かつさかという集落に洞があり、清水が湧き出るため有鹿谷と名付けたという。これより毎年四月八日の祭礼には、神輿が有鹿谷まで行き、六月一四日帰座するのが通例となった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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