朗朗(読み)ロウロウ

デジタル大辞泉 「朗朗」の意味・読み・例文・類語

ろう‐ろう〔ラウラウ〕【朗朗】

[ト・タル][文][形動タリ]音声が澄んでよく通るさま。「朗朗答辞を読み上げる」「音吐朗朗

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精選版 日本国語大辞典 「朗朗」の意味・読み・例文・類語

ろう‐ろうラウラウ【朗朗】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙
  2. 音声の明るく澄んでいるさま。
    1. [初出の実例]「其声朗々(ラウラウ)として湖水に響き」(出典花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉二二)
    2. [その他の文献]〔韓愈‐奉使常山早次太原詩〕
  3. 明るいさま。明らかなさま。〔世説新語容止

ほがら‐ほがら【朗朗】

  1. 〘 副詞 〙 明るく晴れるさま、夜が次第に明けて行くさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「しののめのほからほからとあけゆけばおのがきぬぎぬなるぞかなしき〈よみ人しらず〉」(出典:古今和歌集(905‐914)恋三・六三七)

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普及版 字通 「朗朗」の読み・字形・画数・意味

【朗朗】ろうろう(らうらう)

声のよく通るさま。また、明るいさま。唐・張籍関山の月〕詩 秋たり、關山の上 山中行人、馬(ばてい)

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