朝鮮通宝(読み)ちょうせんつうほう

改訂新版 世界大百科事典 「朝鮮通宝」の意味・わかりやすい解説

朝鮮通宝 (ちょうせんつうほう)

朝鮮で李朝初期に鋳造された銅銭。高麗時代には鉄銭・銅銭のほか銀貨が造られたが,李朝は建国初期の1401年に楮貨(ちよか)(紙幣)を発行して法貨とする一方,23年には朝鮮通宝を鋳造した。慶尚道,全羅道に鋳銭所を設置し,司贍(しせん)署に管理させ,私銭を禁ずるなどして流通を図ったが,一般の農民層のあいだでは米や布が交換手段として使用されつづけ,普及するには至らなかった。
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「朝鮮通宝」の意味・わかりやすい解説

朝鮮通宝
ちょうせんつうほう
Chosǒn t'ongbo

朝鮮,朝鮮王朝 (李朝) の世宗5 (1423) 年,唐の開元銭に準じて鋳造された銅貨。政府はその流通を奨励したが,商品流通の未発達のため一部にしか通用しなかった。

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