木下菊潭(読み)きのした きくたん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「木下菊潭」の解説

木下菊潭 きのした-きくたん

1667-1743 江戸時代前期-中期儒者
寛文7年生まれ。木下順庵の次男。加賀金沢藩儒。元禄(げんろく)5年から5代将軍徳川綱吉(つなよし)につかえ,12年から宝永6年まで近習(きんじゅう)番。享保(きょうほう)3年湯島聖堂学舎の講師。寛保3年7月5日死去。77歳。名は汝弼。字(あざな)は寅亮。通称平三郎。別号に竹軒編著に「骨董(こっとう)録」「莛撞(ていとう)余録」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android