木曜クラブ(読み)モクヨウクラブ

デジタル大辞泉 「木曜クラブ」の意味・読み・例文・類語

もくよう‐クラブ〔モクエウ‐〕【木曜クラブ】

自由民主党にあった派閥の一。田中派七日会解散後、ほぼ同じメンバーで昭和55年(1980)に発足した。昭和62年(1987)に内部から経世会が独立して急速に衰退。平成2年(1990)解散。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「木曜クラブ」の意味・わかりやすい解説

木曜クラブ
もくようクラブ

自由民主党派閥。田中派とも呼ばれた。1972年,田中角栄佐藤栄作派の大半を吸収して結成。田中は,保守政党では「数の論理」がすべてに優先されるとして,数的膨張を実現する一方,派内の団結力を強化した。1980年には佐藤派の旧称の木曜研究会になぞらえ,派閥名を木曜クラブとした。田中派は,田中がロッキード事件の裁判の刑事被告人であり総裁候補の擁立を控え続けたものの,1986年の衆参同日選挙では所属議員が 141人に膨張,派閥としては第2次世界大戦後の政党政治史上最大の勢力となり,政局を支配した。1985年に竹下登らが派内に鬱積する不満を吸収し,政策研究グループの創政会を結成したのを機に派内抗争が激化し,木曜クラブは分裂した。1987年には創政会を基盤として経世会が発足した。

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