木村蓬莱(読み)きむら ほうらい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「木村蓬莱」の解説

木村蓬莱 きむら-ほうらい

1716-1766 江戸時代中期の儒者
享保(きょうほう)元年生まれ。尾張(おわり)(愛知県)の人。12歳で江戸にでて,荻生徂徠(おぎゅう-そらい)の門にまなぶ。京都で講説を業とし,安房(あわ)(千葉県)勝山藩主酒井忠大(ただもと)にまねかれて藩の儒官になった。明和3年10月25日死去。51歳。名は貞貫。字(あざな)は君恕。通称は勝吉。別号に嶺南。著作に「玉壺詩選」「蓬莱詩稿」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android