未草(読み)ヒツジグサ

  • ▽未草
  • 未草 (ヒツジグサ)

デジタル大辞泉の解説

スイレン科の水生の多年草。池沼に生える。葉は楕円形で基部が深く切れ込み、水面に浮かぶ。夏、水上に白い花を開く。名は(午後2時)に咲くといわれたことによるが、普通は午前中に開花する。睡蓮(すいれん)。 夏》「雨明くなりし目前(まさか)の―/亜浪

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

スイレン科の多年生水草。各地の池沼に自生。葉は水面に浮き、円形で基部が深く切れこむ。夏、花茎の先に径約5センチメートルの白色花をつける。未の刻(午後2時)頃に開花するというのでこの名があるが、花は午前中開き夕方しぼむ。花弁は8~15個。スイレン。 [季] 夏。

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精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙 スイレン科の多年生水草。各地の池沼に生える。泥中の根茎から出た葉は長柄をもち水面に浮かぶ。葉身は光沢があり卵状楕円形で基部はやじり形に深く切れ込む。夏、根茎から細長い花柄を水面上に伸ばし、ハスに似た径五センチメートルぐらいの白い花をつける。花後、花柄はらせん状に曲がって水中に沈み卵円形で海綿質の果実を結ぶ。和名は、未(ひつじ)の刻(午後二時)頃に花が開くことからとされるが、開花の時間は必ずしも一定ではない。夜は閉じる。漢名、睡蓮・子午蓮。《季・夏》 〔大和本草(1709)〕

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