本寿寺
ほんじゆじ
[現在地名]八戸市類家 向田屋
新井田街道沿いの寺町通に位置する。長流寺の西にあたる。正栄山と号し、顕本法華宗。本尊は釈迦牟尼。寛保四年(一七四四)の諸寺院寺号山号帳(八戸市立図書館蔵)に「一玄米弐拾俵 洛陽妙満寺末寺 正栄山本寿寺」とある。元和年中(一六一五―二四)の草創で、開山は本寿院日久という(「御領内寺院来由全」同館蔵)。
本寿寺
ほんじゆじ
[現在地名]緑区土気
土気集落の南西にある。如意山と号し、顕本法華宗。本尊は十界曼陀羅・日蓮像・日什像。長享元年(一四八七)土気城主酒井定隆が日泰を開山として創建したと伝える。初め土気城内に建立され、同氏代々の祈願所とされた。天正一九年(一五九一)一一月山辺郡本寿寺は土気本郷内三〇石を寄進されている(「徳川家康朱印状」県文書館蔵)。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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